ストロボ2灯を使ったライティングテクニックをご紹介!【ラズスタジオのレンタル機材使用!】

大阪市中央区本町の撮影会社、株式会社ラズスタジオです。

今回のブログでは、大阪本町・レンタル撮影スタジオ|LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)

レンタルの機材のみを使って撮影を行った写真をもとに実際に撮影した時の状況(ライティング)をポイントを含めて解説してまいります。

  • ストロボ撮影やってみたけれど、なんだか上手くいかなかったり、道具の使い方がわからない方
  • ストロボを使った撮影のテクニックやレパートリーを増やしたい方

などなど、室内スタジオ撮影でお悩みの方に向けた内容となっております。

今回の撮影場所:LUZZ STUDIO(大阪市中央区)

大阪本町の川沿いにある、レンタルスタジオ。最大天井高3.8m、最大梁下高3.4mの解放感あふれる空間。

店舗名: LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)
HP:https://luzz-studio.com/(別タブで開く)
住所:〒541-0053大阪府大阪市中央区本町1丁目2-1本町リバーサイドビル8階
【Googlマップで見る】(別タブで開く)
レンタル利用料金:プランごとに異なる。料金を見る(別タブで開く)
スタッフ対応:事前予約制。入室時のスタッフ説明と退室時のスタッフ対面あり

1.今回ご紹介する方法で撮影したお写真

今回ご紹介するお写真は、明るいところと暗いところの明暗差をしっかりと出し、クールでアーティスティックな雰囲気を作り出したこちらのお写真をもとにご紹介いたします。

2.撮影に使用した照明機材、道具について

今回使用した照明機材、道具はカメラ以外に4種類使用しました。

①モノブロックストロボ2台

モノブロックストロボ

②ソフトボックス60×90㎝

③ホワイトアンブレラ

カポック

 

3.撮影時のライティング環境について

撮影時の各照明機材や道具、モデルさんとカメラの位置環境は下記通りです。

3-1.ライティングのポイント

ライティングにおいて「明るい部分と明暗差をしっかりとつけること」を意識するために筆者が行った3つのポイントをご紹介します。

①ソフトボックスをメインライトとし、グリッドを装着

被写体に柔らかな光を届けつつ、陰の印象も引き立たせるためにソフトボックスを使用しました。

そのうえで、この写真のポイントとなる明暗差をより引き立たせるために、グリッドを装着しました。

格子状のものがグリッドです。こちらもレンタルしております。

グリッドを装着することで、光の拡散する範囲をより狭めることができ、明るい部分と暗い部分の差をよりはっきりとさせることができます。

ストロボの発光量は、強めの光で撮影することをオススメします。今回のお写真では 1/2 で撮影を行いました。カメラのレンズや設定によって変わりますので、あくまでご参考にしてください。

②ソフトボックスの反対側にカポックを使用

ソフトボックスの反対側にカポックの白い面を設置しました。

カポックを使用した理由はソフトボックスからの光によって暗くなってしまう陰の部分を、少しだけ薄くしながら背景との境界線も浮かび上がらせるためです。

③カメラ後方からフィルライトとしてホワイトアンブレラを使用

ポイント①と②でモデルに対してのメインとなるストロボ照明のセッティングは完了しました。

次にカメラ後方からホワイトアンブレラを使用したストロボをカメラ後方にモデルに向かって設置しました。

このストロボを設置することで、明るい部分と暗い部分の差はそのままで全体の明るさをコントロールすることがができます。
このような役割をする照明のことをフィルライトと呼びます。

よくやってしまう失敗例として、全体を明るくしたいためにと、メインライト側の光量を上げてしまうことです。

しかし、このメインライトの光量を上げてしまうと、明るい部分がより明るくなり、暗い部分がより暗くなります。つまり、明暗差が大きくなり、印象が変わってしまいます。

この写真の大切な印象である明るい部分と暗い部分の差はそのままで、全体の明るさをコントロールするためにホワイトアンブレラを使用したストロボをカメラ後方に設置しました。

このフィルライトの光量ですが、メインライトよりも小さくします。
今回の写真では、1/8+0.7にて撮影をしました。

3-2.カメラ出設定のポイント

次にカメラの設定のポイントについて2つ解説いたします。

①F値は開放(数字が小さい方)にしない

今回の撮影は、F値は開放(数字が小さい方)にはしていません。その理由は陰をしっかりと写すためです。

F値を開放(数字が小さい方)にしてしまうと、光を感知する量が増えます。

その結果、写真全体の仕上がりが明るくなり、陰が薄くなってしまいます。

今回はしっかりと陰を写すためにF値はレンズで設定できる中間にあたる値に設定します。

参考にですが、撮影時に使用したレンズの設定可能なF値が2.8~22に対し、今回の撮影ではF11にて撮影しました。

②明るさの調整はシャッタースピード以外で行う

ストロボを用いた撮影なので、シャッタースピードは明るさにほぼ影響しません。

そのため、シャッタースピードはブレを起こさないよう、目安1/100~1/160で固定し撮影することをオススメします。

明るさの調整は、

  • ホワイトアンブレラを装着したフィルライトのストロボの光量
  • カメラのISO(ただし、上げ過ぎには注意)

以上2点での調整を行います。

4.実際にストロボ撮影に挑戦してみよう!

実際の撮影事例の写真を基にライティングの解説をしてまいりました。

ライティングには、「絶対にこうしなければいけない」といった、明確な答えはありません。ですが、撮影したシーンを再現するための方法がライティング持つ役割であり醍醐味といえるのではないでしょうか。

是非、今回の撮影事例を参考に、ストロボ撮影に挑戦するきっかけになればとてもうれしいです。

 

是非お近くの方はスタジオのご利用してみてはいかがでしょうか。

今回の撮影場所の詳細情報:使用機材の無料レンタル有り

記載の方法で使用した照明機材や道具はすべて、下記の「ラズスタジオ」のレンタル機材としてご利用いただけます。

LUZZSTUDIO(ラズスタジオ)大阪市中央区

大阪本町の川沿いにある、レンタルスタジオ。最大天井高3.8m、最大梁下高3.4mの解放感あふれる空間。

  • 使用機材:モノブロックストロボ2台、ソフトボックス(グリッドつき)、アンブレラ、カポックが無料貸し出し機材として利用可能。
    詳しくは→レンタル撮影スタジオ「LUZZ STUDIO」機材・家具・備品紹介ページ
  • 置くだけで映える白コンクリート床、照明がいらない、自然光溢れる白い部屋にシックな雰囲気漂うグレー壁のある黒い部屋。
  • スタジオ内にトイレ、更衣室、メイクルーム 完備ビル最上階
  • ワンフロア完全貸切撮影スタジオ

店舗名: LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)
HP:https://luzz-studio.com/(別タブで開く)
住所:〒541-0053大阪府大阪市中央区本町1丁目2-1本町リバーサイドビル8階
【Googlマップで見る】(別タブで開く)
レンタル利用料金:プランごとに異なる。料金を見る(別タブで開く)
スタッフ対応:事前予約制。入室時のスタッフ説明と退室時のスタッフ対面あり

系列スタジオ紹介

A8 LUZZ STUDIO 大阪市西区堀江

南堀江公園前・南向き・木のぬくもりを感じるスタジオ

  • ぬくもりを感じる2種類の異なる木の壁に、モルタルグレー壁のシチュエーションと合わせて、19㎡のバルコニーもあり。
  • 豊富なヴィンテージ椅子を多数取り揃え
  • 天井高3.2mもの解放感あふれる空間で様々な撮影シーンに。

店舗名: A8(エーハチラズスタジオハウスヨンマルニ)
HP:https://a8luzzstudio.com/(別タブで開く)
住所:〒550-0015大阪府大阪市西区南堀江2丁目9番13号8 STAR BLD.(エイトスタービル) 5階
【Googlマップで見る】(別タブで開く)

レンタル利用料金:プランごとに異なる。料金を見る(別タブで開く)

 

haus402(ハウスヨンマルニ)大阪市西区

北欧モダンな家具と小物が豊富なハウススタジオ

公式サイト:https://haus402.com/
アクセス:大阪メトロ長堀鶴見緑地「西長堀」駅 徒歩10分
住所:〒550-0022大阪府大阪市西区本田1丁目8?15生起ビル4階 402号室
【Googleマップで見る】
レンタル料金:プランごとに異なる。【料金を見る(別タブで開く)

 

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