【初心者カメラマン向け】ストロボを使用して自然光のように撮影するポイント
大阪の撮影会社、㈱ラズスタジオです。
自然光での撮影は美しい結果を生み出すことができますが、天気の制約や時間帯によっては難しい場合もあります。
そこで、ストロボを使用して自然光のような効果を得るテクニックがあります。このブログでは、カメラ初心者向けに簡単にできるストロボを使った自然光風の撮影について解説します。
1. 商品撮影をより魅力的にしたい方
2. ポートレート撮影をより自然な雰囲気にしたい方
3. スタジオ撮影で自然光風のライティングをしたい方
4. ストロボ撮影のスキルを向上させたい方
5. 写真撮影の基礎を学びたい方
このように、ストロボ撮影に興味がある方や、写真表現の幅を広げたい方など、様々な方がこのポイントで役立つ内容を紹介します。
目次
1.撮影事例
今回の事例は「夕暮れ」をイメージした光の操り方です。
上記の事例の場合、「夕暮れ」がテーマですから、ななめから差し込む光、色温度の調整をしてオレンジっぽく仕上げるというようなイメージです。
撮影場所、撮影スタジオ
LUZZSTUDIO(ラズスタジオ)大阪市中央区の黒ホリゾントにて↓
2.撮影風景
真っ暗な部屋でも事例の様な撮影が可能です。
3.事例のポイント解説
ストロボは、いくつかのポイントを押さえることで、自然光のような光を作り出すことができます。
露出の調整
ストロボを使った自然光風の撮影では、まず露出の調整が重要です。ストロボの光量を調整して、被写体に自然光のような柔らかさを与えることが目標です。光量が強すぎると被写体が強く照らされてしまい、逆に自然な雰囲気を損ねてしまう可能性があります。露出を調整するために、ストロボのパワー設定や距離を微調整しましょう。
ストロボの角度と向き
ストロボの角度と向きも自然光風の撮影には重要です。自然光は通常、上からや斜めから降り注いでいるため、ストロボも同じような角度や向きで光を当てると自然な効果が得られます。ストロボをカメラの上に取り付けるのではなく、別の位置に配置してみることも検討してください。また、ストロボの光が直接被写体に向かわないようにすることで、影や質感を再現することができます。
フラッシュ同調速度
ストロボを使用する際には、カメラのフラッシュ同調速度にも注意が必要です。フラッシュ同調速度は、ストロボの光がフレームに均一に当たるようにするための設定です。高速なシャッタースピードで撮影する場合、フラッシュ同調速度を上げる必要があります。これにより、ストロボの光がフレーム全体に広がり、自然光のような効果が得られます。
ホワイトバランスの調整
ホワイトバランスは、写真の色温度を調整するための設定です。自然光は時間や天候によって色温度が変化するため、ストロボを使用した自然光風の撮影では、ホワイトバランスの調整が必要です。自動ホワイトバランスではなく、カメラの設定で手動で調整することをおすすめします。被写体や撮影場所の光の色を考慮しながら、自然光に近づけるために調整しましょう。
フィルターの使用
ストロボの光が直接被写体に当たると、硬い影や過剰なハイライトが生じる場合があります。そこで、ストロボの光を柔らかくするために、ディフューザーやソフトボックスなどのフィルターを使用することをおすすめします。これにより、自然光のような柔らかな光を得ることができます。フィルターの種類や使い方によって、さまざまな効果を得ることができるので、試行錯誤しながら使い方をマスターしましょう。
まとめ
ストロボを使った自然光風の撮影には、露出の調整、ストロボの角度と向き、フラッシュ同調速度、ホワイトバランスの調整、フィルターの使用、など、様々な要素が関わります。これらのポイントを意識しながら撮影を行うことで、自然光のような美しい写真を実現することができます。繰り返し練習をすることで、より自然な光の表現をマスターしましょう。
補足
今回の解説のための撮影事例では該当していないため、触れていませんが、その他のテクニックポイントもあります。
事例は固い光でしたので、「柔らかい光」の場合は以下を参考にしてください。
1. 光を拡散させる
ストロボの光を直接被写体に当てると、硬い影が出てしまいます。光を拡散させることで、影を柔らかくし、自然光に近い光質を作ることができます。
光を拡散させる方法
- ディフューザーを使用する: ストロボに装着するディフューザーは、光を拡散させる効果があります。さまざまな形状や大きさのディフューザーがあるので、撮影する被写体や目的に合わせて選びましょう。
- ソフトボックスを使用する: ソフトボックスは、光を拡散させ、さらに光を柔らかくする効果があります。被写体全体に光を当てる場合や、影を強調したくない場合に効果的です。
- 壁や天井に反射させる: ストロボの光を壁や天井に反射させることで、光を拡散させることができます。ただし、壁や天井の色によっては、光の色が被写体に影響を与えてしまうので注意が必要です。
2. 環境も活用してみる
ストロボを使用して自然光のような効果を得るためには、環境の活用も重要です。
自然光の雰囲気を再現するために、周囲の光源や背景を考慮しましょう。例えば、窓から差し込む自然光をストロボの光源と組み合わせることで、より自然な明るさと質感を再現することができます。また、背景の明るさや色調を適切に設定することも、自然光風の撮影において重要な要素です。
4.ストロボが無料で使えるレンタル撮影スタジオのご紹介
LUZZSTUDIO(ラズスタジオ)大阪市中央区
大阪は本町の川沿いにある、レンタルスタジオです。
- 最大天井高3.8m、最大梁下高3.4mの解放感あふれる空間
- 置くだけで映える白コンクリート床、照明がいらない、自然光溢れる白い部屋
- シックな雰囲気漂うグレー壁のある黒い部屋
- 無料の照明・撮影機材も用意
- スタジオ内にトイレ、更衣室、メイクルーム 完備ビル最上階
- ワンフロア完全貸切撮影スタジオ
系列スタジオのご紹介
A8 LUZZ STUDIO 大阪市西区堀江
南堀江公園前・南向き・木のぬくもりを感じるスタジオ
- 南堀江公園前、南向きのビル最上階の59㎡のレンタル撮影スタジオです。
- ぬくもりを感じる2種類の異なる木の壁に、モルタルグレー壁のシチュエーションと合わせて、19㎡のバルコニーもあり。
- 豊富なヴィンテージ椅子を多数取り揃え
- 天井高3.2mもの解放感あふれる空間で様々な撮影シーンに活躍します。
エーハチラズスタジオのHPはこちらから(新しいタブで開きます)
haus402(ハウスヨンマルニ)大阪市西区
無垢材のリビングシーンや、ナチュラル撮影、スカンジナビアンデザインや北欧家具があるハウススタジオです。
生活雑貨、インテリアの撮影場所と利用しブラウンオレンジと白壁でファッション撮影、アパレル撮影、宣材撮影も対応しています。
- 「居心地の良さと自然光」
をテーマにスタイリッシュな雰囲気を提案しています。 - リビング、ダイニングなどの生活スペースを再現し、
ファッションやインテリアの商品撮影にプライベートな空間演出。 - 豊富な家具を多数取り揃え
- 天井高3mもの解放感あふれる空間で様々な撮影シーンに活躍します。
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それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!