初めてのセンチュリースタンドの使い方~基本の設置編~

大阪市中央区本町、大阪メトロ堺筋本町駅徒歩3分にあります、撮影スタジオLUZZ STUDIO(ラズスタジオ)です。

今回のブログは、スタンドでありながら、照明を取り付ける以外にもさまざまな使用用途がある機材の一種、センチュリースタンドについて紹介してまいります!

1.センチュリースタンドとは

ライトスタンドの1種で、従来のライトスタンドの足が真っ直ぐなのに対して、L字のような形状の異なる長さの3本の足が特徴です。

「グリップヘッド」や「ダボ」、「アーム」と呼ばれる器具を組み合わせて使うことで、多様なライティングセットや撮影環境に対応できるスタンドです。

グリップヘッド

ダボ
※用途に応じて様々な種類やサイズがあります。

アーム
※下記写真の細い棒がアームです。

2.センチュリースタンドの使用用途・何ができる?

センチュリースタンドの使用用途は様々ありますが、代表的な2つの使用用途をご紹介します。

2-1.照明用のスタンドとして

従来のライトスタンドでは、高さと角度しか調整出来ません。

しかし、センチュリースタンドを使用することで、高さと角度だけでなく横にも設置、調整することができます。

カメラマンの頭上といった特殊な位置にも、スタンドの影響を受けることなく、自由に設置ができます。

2-2.トレーシングペーパーやアートレなどの設置スタンドとして

照明以外に、トレーシングペーパーやアートレといったディフューザーを設置することができます。

アーム部分に芯をかけ、垂らすことで大きな面のディフューザーを作り出すことができます。

3.センチュリースタンドの設置方法

今回ご紹介するのは、NEEWER ステンレス鋼製センチュリースタンドをご紹介いたします。

コツとポイントをきちんと抑えれば、男性女性問わず誰でも安全に設置、使用することができます。

1.センチュリースタンドの足をセットする

足3本自立するように広げます。

足の中心には溝があり、その溝にはまる構造になっていますのでしっかりと「力チっ」という音がするまでしっかりと広げます。

2.センチュリースタンドの高さを調整する

中心にある2つのノブで調整します。

構造上、パイプ径が下の方が太く、上の方が細くなってます。その為、下の方から高さを調整する事でより安定感が増します。

3.センチュリースタンドにグリップヘッドを装着する

センチュリースタンドの先端にグリップヘッドを装着します。

グリップヘッドへの装着は「ノブ」で固定します。

4.グリップヘッドにアームを装着する

グリップヘッドにアームを装着します。

アームの装着は「グリップ」で調整します。

グリップを緩ませることで、自由に角度や長さの調整をすることができます。

出す位置、角度が決まったら緩めたタボをしっかりと締めます。

 

安全に使用するために:アームを装着時の注意ポイント

アーム装着にはいくつかのポイントがあります。このポイントを抑えることで、思わぬ転倒や事故を防ぐことができます。

・アームを取り出す方向

アームを取り出し、横に伸ばす際の方向ですが、センチュリースタンドの足3本の中で一番長い足と平行の方向に出しましょう。

【NG例】:足と足の間などで固定をしてしまうと、重心が崩れて転倒しやすくなります。

 

必ず一番長い足と平行の方向にアームを取り出し、固定しましょう。

・グリップヘッドの締める方向

グリップヘッドが締まる方向は、重さがかかる方向に向かってになるようにセッティングします。

一例として、下記写真において右側に照明を装着する場合、右側に重さがかかるため、その方向に向かってグリップヘッドの締める方向になるようにセッティングをします。

この方法を行う理由は、センチュリースタンドでしっかりと固定をしていたと思っていたも、

セッティングの状況や重さなど、様々な環境的要因によって、”重力”が作用する場合があります。

重力は基本として、重さのある方向に動いていきます。

照明機材の重さのある方向にどんどんと傾いていくことで、アームが傾いていきます。そして、その力に引っ張られるようにグリップも傾く場合があります。

その際に、グリップの方向が緩まる方向だった場合、角度や長さの調整の固定が緩み、最悪の場合アームと照明機材が地面に向かって急降下する危険性があります。

重さのかかる方向に重力が働いたとしても、照明の重さがかかる方向に向かって締まるようにすることで、グリップが緩んでしまうことを防ぐことができます。

5.転倒防止にウェイトを設置する

スタンドをより安全に固定するために、足の部分にウェイトを設置します。

従来のライトスタンドよりも重さがあり、しっかりと自立はしますが、その分、誤って転倒してしまった場合には大きな事故や怪我につながってしまう恐れがあります。

そのため、センチュリースタンドを使用する際はしっかりと転倒防止策を取る必要があります。

ウェイトは転倒しそうな方向と反対の方向に重さがはたらき、地面につかないようにしましょう。

地面につかないようにさることで、てこの原理によって、固定される力が強まります。

 

以上で、センチュリースタンドの基本の設置が完了です。

 

 

なお、センチュリースタンドは照明を設置する場合だけでなく、背景紙、アートレ、トレーシングペーパーを使用する場合などでも使います。

6.センチュリースタンドは当ラズスタジオにてレンタル可能です

大阪本町撮影スタジオ、LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)では、NEEWER ステンレス鋼製センチュリースタンドを有料レンタルにてご利用いただけます!

 

 

↓センチュリースタンドをレンタル可能な撮影スタジオはこちら↓

LUZZSTUDIO(ラズスタジオ)大阪市中央区

大阪本町の川沿いにある、レンタルスタジオ。最大天井高3.8m、最大梁下高3.4mの解放感あふれる空間。

  • 置くだけで映える白コンクリート床、照明がいらない、自然光溢れる白い部屋にシックな雰囲気漂うグレー壁のある黒い部屋。
  • 紹介機材:センチュリースタンド(有料レンタル機材)の他、無料貸し出し機材としてストロボなどが利用可能。
    詳しくは→レンタル撮影スタジオ「LUZZ STUDIO」機材・家具・備品紹介ページ
  • スタジオ内にトイレ、更衣室、メイクルーム 完備ビル最上階
  • ワンフロア完全貸切撮影スタジオ

店舗名: LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)
HP:https://luzz-studio.com/(別タブで開く)
住所:〒541-0053大阪府大阪市中央区本町1丁目2-1本町リバーサイドビル8階
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レンタル利用料金:プランごとに異なる。料金を見る(別タブで開く)
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系列スタジオ紹介

A8 LUZZ STUDIO 大阪市西区堀江

南堀江公園前・南向き・木のぬくもりを感じるスタジオ

  • ぬくもりを感じる2種類の異なる木の壁に、モルタルグレー壁のシチュエーションと合わせて、19㎡のバルコニーもあり。
  • 豊富なヴィンテージ椅子を多数取り揃え
  • 天井高3.2mもの解放感あふれる空間で様々な撮影シーンに。

店舗名: A8(エーハチラズスタジオハウスヨンマルニ)
HP:https://a8luzzstudio.com/(別タブで開く)
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レンタル利用料金:プランごとに異なる。料金を見る(別タブで開く)

 

haus402(ハウスヨンマルニ)大阪市西区

北欧モダンな家具と小物が豊富なハウススタジオ

公式サイト:https://haus402.com/
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住所:〒550-0022大阪府大阪市西区本田1丁目8?15生起ビル4階 402号室
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