ビューティーディッシュ(オパライト)について、効果と仕組みをわかりやすく解説!
大阪市中央区本町、大阪メトロ堺筋本町駅徒歩3分にあります、撮影スタジオLUZZ STUDIO(ラズスタジオ)です。
今回のブログは、ストロボや定常光ライトで使用できるディフューザー、「ビューティーディッシュ(オパライト)」についてご紹介してまいります。
目次
1.ビューティーディッシュ(オパライト)を使う場面
ビューティーディッシュ(オパライト)は主に人物撮影で、被写体の表情(顔)がメインとなる撮影で使用します。
例えば、人物のバストアップ撮影や、ヘアメイク撮影、カットモデル撮影、美容系広告のモデル撮影などでよく使用されております。
<実際にビューティーディッシュ(オパライト)を用いて撮影した写真>
2.ビューティーディッシュ(オパライト)の効果
ビューティーディッシュ(オパライト)を使用した効果としては柔らかな光で肌を滑らかに綺麗に照らしつつ、バランスのよいコントラストで自然な立体感を出すことができます。
肌をきれいに映したいためにと光で照らしすぎると、肌がテカってしまったり、ハイライト部分が強調され過ぎてしまったり、影が無く平面的な印象になってしまうのを防ぎます。
また、ビューティーディッシュ(オパライト)を使用することで、人物撮影において重要とされる「アイキャッチライト」が綺麗な円として映し出されます。
<下記写真の左側の円が、ビューティーディッシュ(オパライト)によるアイキャッチライトです。>
まるで少女漫画のように白く綺麗な円を映し出し、瞳を美しく見せることで写真に写る人物をより魅力的に映し出します。
3.ビューティーディッシュ(オパライト)とは
ビューティーディッシュ(オパライト)は、金属製のディフューザーで、真ん中にある小さな丸型の部分があることが主な仕組みです。(この部分が「皿」と呼ばれており、これが「ディッシュ」の由来とも言われています)
照明の光が照らされると、この皿の裏側の部分に照射されます。
皿の裏側に照射されることで、一旦この皿の裏側の部分で光が反射します。
皿の部分で反射された光が更にまわりのリフレクター部分に当たり、反射を起こすことで、被写体に光をまんべんなく届けます。
また、リフレクターは円形の形となっているので、皿の部分で反射した光を余すことなく、中心に集積して被写体を照らし出します。
光はその性質上、反射された光は元々の光に比べて光質が柔らかくなります。
被写体に最終的に照射される光は、この皿とリフレクター部分の計2回の反射が行われた光となります。
つまり、ビューティーディッシュ(オパライト)は光の反射の性質を活用して、光を柔らかく、自然なコントラストを活かしながら被写体に届けることができるディフューザーと言えます。
3-1.ビューティーディッシュ(オパライト)はリフレクター部分の違いの種類があります
ビューティーディッシュ(オパライト)は、外側のリフレクター部分が、白色のものと銀色の物があります。
白色のものは、柔らかく均一的な光を被写体とコントラストを照らします。
銀色のものは、白色に比べてコントラストを濃く演出します。
基本的にはどちらも、柔らかい光を届けながら、綺麗なコントラストを付ける目的は同じと言えます。
3-2.ビューティーディッシュ(オパライト)には専用のディフューザーやグリッドがあります
ビューティーディッシュ(オパライト)には、オプションでディフューザーやグリッドが装着できるモデルもあります。
これらはビューティーディッシュ(オパライト)に通常のディフューザー効果やグリッド効果をもたらすことができます。
このようなディフューザーやグリッドを活用できるのも、ビューティーディッシュ(オパライト)ならではの特徴といえます。
4.ビューティーディッシュ(オパライト)の呼び方
今回ご紹介しているビューティーディッシュ(オパライト)は、「ビューティーディッシュ」と呼ばれたり、「オパライト」や「オパ」そして「ソフトライトリフレクター」と呼ばれたりと、ディフューザーのなかでも本当に多様な呼ばれ方をされています。
しかし、基本的にこれらの呼称は全て同じもの(中央に皿のあるリフレクターのこと)を指し示しています。
アンブレラやソフトボックスといった、ディフューザーの種類として正式名称は「ソフトライトリフレクター」です。
そのディフューザーのなかでも、肌をきれいに美しく撮影するために使用することが多いことから「ビューティーディッシュ」と呼ばれるようになりました。
そして、そのビューティーディッシュをとあるメーカーが商標名として打ち出し、販売を始めたのが「オパライト」と言われております。
どれが正しいとか、違いがあるのかというものではなく、ソフトライトリフレクター=ビューティーディッシュ=オパライトと認識しておくことがベストといえます。
5.ビューティーディッシュ(オパライト)のまとめ
ビューティーディッシュ(オパライト)は光の反射の性質を活かし、柔らかな光で肌を滑らかに綺麗に照らしつつ、バランスのよいコントラストで自然な立体感を出すことができるディフェーザーと言えます。
主に人物撮影で、人物のバストアップ撮影や、ヘアメイク撮影、カットモデル撮影、美容系広告のモデル撮影など被写体の表情(顔)がメインとなる撮影で使用します。
被写体に瞳に映るアイキャッチライトもまるで少女漫画のように白く綺麗な円を映し出し、瞳を美しく見せることで写真に写る人物をより魅力的に映し出してくれます。
5-2.ラズスタジオではビューティーディッシュ(オパライト)を無料レンタルしております
今回ご紹介したビューティーディッシュ(オパライト)は大阪本町撮影スタジオ、LUZZ STUDIOにてスタジオレンタルご利用のお客様には無料でのレンタルを行っております。
当スタジオにありますビューティーディッシュ(オパライト)は、リフレクター部分が銀色、オプションにディフューザーがある、直径:41㎝のものになります。
<ディフューザーを付けた状態>
是非興味を持たれ、お近くにお住まいの方は是非ご利用してみ手はいかがでしょうか。
今回のブログが、ビューティーディッシュ(オパライト)への興味を持つきっかけになれば、とっても嬉しいです!!
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それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!