自然光を再現するストロボライティングの方法とポイントをご紹介!

大阪市中央区本町、大阪メトロ堺筋本町駅徒歩3分にあります、撮影スタジオLUZZ STUDIO(ラズスタジオ)です。

今回のブログは、室内でストロボを使ってまるで自然光が差し込むシチュエーションで撮影した演出を行うために、

おさえておくべきポイントと方法を解説します。

意外と見落としがちなポイントを軸に解説してまいります。ストロボ初心者の方必見の記事となっております。是非ご覧くださいませ。

1. 自然光再現のポイント:「影」を操る

自然光を忠実に再現するライティングにおいて、最も重要な要素は影です。影の形状、濃淡、位置によって、写真の印象は大きく左右されます。

例えば、雲一つない快晴の日をイメージしてみましょう。

太陽の強い光は、被写体にくっきりとした影を落とします。

この影を再現することで、爽やかで力強い写真に仕上げることができます。

・影を操るポイント

影を調整するには、光源の位置種類を変えます。

光源の位置を変えることで、影の方向や長さを調整できます。
例えば、光源を被写体に対して斜め上から当てると、強い影を作り出すことができます。

光源の種類を変えることで、影を柔らかくしたり、ぼかしたりできます。
影をぼかすことで、曇り空などをイメージさせるような自然な演出を作り出すことができます。

・自然光観察の重要性

自然光を再現するためには、実際の自然光を観察することが重要です。
時間帯、天候、被写体の状況によって、影の表情は常に変化します。
これらの変化を理解することで、よりリアルな自然光表現が可能になります。

2.自然光再現のライティング方法

・影をしっかりと出す方法

影を出す方法は、強い光を被写体に向けます。

強い光を当てるもっとも簡単な方法は被写体へストロボをそのままあてることです。

このときのポイントとして、必ず被写体の顔よりも上の角度から当てましょう。

太陽は私たちの頭上から光を届けます。ストロボ撮影の際にもストロボを太陽に見立てて、この法則を守ることで自然な仕上がりになります。

より詳しい内容は下記記事をご覧ください。

【初心者向けライティングテクニック】スタジオ撮影で晴れの日でなくても、影のある写真を撮影する時短な方法

・影を柔らかくする方法

影を無くす方法は、拡散された柔らかい光を被写体に向けます。

拡散された光は、ストロボの直射光と比べて広範囲に届くことで、影を柔らかくしてくれます。

例えば、下の写真は影を柔らかくしています。

この影の状態も、ライティングによって調整をしています。

拡散された柔らかい光を作る代表的な4つの方法をご紹介します。

①壁や天井へのバウンス光を使用する

ストロボの光を被写体に直接ではなく、壁や天井などに向けて光らせることによっておこる反射の光を使用する方法です。

壁バン、天バンと呼ばれる方法です。

壁や天井から広範囲に光が拡散することで、影の部分にまで光が届き、影が柔らかくなります。

特殊な道具や機材が不要で、ストロボの方向を変えるだけの方法ですので、誰でも簡単に行える方法です。

下記記事にて、より詳しい内容をご紹介しております。

【ストロボ初心者向け解説】バウンス撮影について-メリットやコツを撮影事例でご紹介-

②レフ板(カポック)を使用する

レフ板やカポックを使って、照明の光を反射させて影を柔らかくすることができます。

照明の光が被写体越しのレフ板で反射されること光が影のある部分へ拡散されることで、影が柔らかくなります。

カポックの使用方法を紹介している下記記事にて撮影事例をもとに詳しく紹介しておりますので、気になる方は是非ご覧くださいませ!

意外と知らない“カポック”についてわかりやすく解説!!【使い方~撮影事例まで】

③ストロボに取り付けるディフューザーを使用する

アンブレラやソフトボックスなどのディフューザーを使用し、光を拡散させて影を柔らかくする方法です。

壁や天井、レフ板(カポック)を使用したバウンス光での撮影よりも、直感的にライティングを組めるようにしてくれるのがディフューザーのメリットです。

④ストロボを複数灯使用する

ストロボを複数灯使用する方法です。

被写体を明るくするストロボと影を柔らかくするライトと役割分担させることで、より自然かつ綺麗に光をいきわたらせることが可能です。

被写体を明るくするストロボの光量に対して、影を柔らかくするストロボの光量は同等よりも弱くするのがポイントです。

【初心者向け】2灯ライティングについて、撮影写真とイラストでわかりやすく解説!

3.【まとめ】光と影をコントロールして、自然光を再現

ストロボを使った、ナチュラルな仕上がりに近づける自然光再現撮影の方法をご紹介してまいりました。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、練習を通して影を操るスキルを磨きましょう。

様々な光源や被写体を使って撮影を繰り返すことで、自然光を再現できるようになります。

・レンタル機材のあるレンタルスタジオを利用する

今回ご紹介した方法や撮影事例はすべて大阪・本町にあるレンタル撮影スタジオ「ラズスタジオで撮影を行いました。

このラズスタジオでは、

  • モノブロックストロボ
  • ソフトボックスやアンブレラ
  • カポック

といった必要な機材をすべて無料でレンタルしており、使用できるカメラをもっていくだけで、今回の撮影に挑戦することができます。

こういった、施設を活用し、自分に合った撮影方法や理解を深めてみてはいかがでしょうか。

大阪市でカメラをお持ちいただくだけでストロボ撮影ができる撮影スタジオはこちら↓

LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)


HP:https://luzz-studio.com/(別タブで開く)
利用料金:プランごとに異なる。料金を見る(別タブで開く)
スタッフ対応:事前予約制。入室時のスタッフ説明と退室時のスタッフ対面あり

住所:〒541-0053大阪府大阪市中央区本町1丁目2-1本町リバーサイドビル8階
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今回のブログが、ストロボを使った自然光再現ライティングを知るきっかけになればとても嬉しいです!

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