撮影ディレクションとは?初めてでもわかるメリット!
大阪の撮影会社、株式会社ラズスタジオです。
撮影ディレクションは、撮影の目的やコンセプトを達成するために、撮影の全体を統括して指揮・監督する役割です。
それでは、そのメリットを具体例を挙げながら解説していきます。
撮影ディレクションのメリット
メリット1 撮影の目的やコンセプトを達成できる
撮影ディレクションを行うことで、撮影の目的やコンセプトを明確にすることができます。
撮影の方向性がぶれることなく、目的やコンセプトを達成した撮影を行うことができます。
メリット2 撮影の効率化を図れる
撮影の準備や進行を効率化することができます。
撮影のスケジュールやカット割りなどを事前に計画しておくことで、撮影当日の無駄な時間を減らすことができます。
メリット3 撮影の質を向上させることができる
撮影の質を向上させることができます。
撮影イメージを共有することで、カメラマンやスタッフの理解度を深め、より高いレベルの撮影を行うことができます。
具体的には、以下のシーン等で撮影ディレクションは重要です。
・商品やサービスの魅力を最大限に伝えたい場合
商品やサービスの魅力を最大限に伝えるためには、商品やサービスの特徴やターゲット層を明確にした上で、撮影を行う必要があります。
撮影ディレクションを行うことで、商品やサービスの魅力を効果的に伝えることができる撮影を行うことができます。
・ブランドイメージや企業イメージを訴求したい場合
ブランドイメージや企業イメージを訴求するためには、撮影イメージを統一し、ブランディングに沿った撮影を行う必要があります。
撮影ディレクションを行うことで、ブランドイメージや企業イメージを効果的に伝えることができる撮影を行うことができます。
・特定のメッセージを伝えたい場合
特定のメッセージを伝えるためには、撮影イメージを明確にし、そのメッセージを効果的に伝えることができる撮影を行う必要があります。
撮影ディレクションを行うことで、特定のメッセージを効果的に伝えることができる撮影を行うことができます。
このように、撮影ディレクションを行うことで、撮影の目的やコンセプトを達成し、撮影の効率化や質の向上を図ることができます。
撮影ディレクションの具体例
それでは以下に3つの具体例を挙げてた解説して参ります。
具体例1:商品撮影における撮影ディレクションの場合
商品の魅力や特徴を動画や写真で伝えるために行います。
商品撮影の撮影ディレクションでは、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
1 撮影の目的とコンセプトの明確化
商品撮影の目的は、商品の購入意欲を喚起することです。
そのため、商品のターゲット層や訴求したいポイントを明確にする必要があります。
また、商品の魅力や特徴をどのように表現するのかというコンセプトも重要です。
2撮影イメージの共有
撮影イメージを共有することで、撮影の方向性がぶれることなく、スムーズに撮影を進めることができます。
そのため、撮影前に撮影イメージをまとめた資料を作成したり、撮影当日にイメージを伝えるためのスケッチやラフを作成したりするなど、工夫が必要です。
3撮影の進行管理
撮影の進行を管理することで、予定通りに撮影を進めることができます。そのため、撮影スケジュールやカット割りなどを事前に計画し、当日はスケジュール通りに撮影が進むように進行管理を行う必要があります。
ー商品撮影ディレクションの流れー
商品撮影の撮影ディレクションの流れは、以下のとおりです。
1.ヒアリング
まずは、商品の特徴やターゲット層、訴求したいポイントなどをヒアリングします。
2.撮影イメージの作成
ヒアリングした内容をもとに、撮影イメージを作成します。撮影イメージには、以下の要素を盛り込みます。
- 商品の見せ方
- 背景や小道具の使用
- 照明の使用
- モデルの表情やポーズ、ヘアメイク
- 撮影スケジュールの作成
3.撮影スケジュールの作成
撮影イメージをもとに、撮影スケジュールを作成します。
撮影スケジュールには、以下の要素を盛り込みます。
※香盤表と言ったりします。
- 撮影日時
- 撮影場所
- 撮影カット
- 撮影時間
- 撮影当日の進行管理
撮影当日は、撮影スケジュール通りに撮影が進むように進行管理を行います。また、撮影の進行状況に合わせて、撮影イメージを調整することも必要です。
【商品撮影における撮影ディレクションのポイントまとめ】
- 撮影の目的とコンセプトを明確にする
- 撮影イメージを共有する
- 撮影の進行を管理する
これらのポイントを押さえて撮影ディレクションを行うことで、商品の魅力や特徴を効果的に伝えることができる写真撮影を実現することができます。
具体例2:企業、会社のイメージアップ、例として採用ページなどに関する撮影ディレクションの場合
企業、会社の採用ページなどに関する撮影ディレクションでは、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
1企業や会社の魅力の伝え方
企業や会社の採用ページの目的は、採用を希望する人に、企業や会社の魅力を伝えることです。
そのため、企業や会社の理念やビジョン、事業内容、社風など、伝えたい情報を明確にする必要があります。
2ターゲット層の把握
採用ページのターゲット層を把握することで、効果的なアプローチを行うことができます。
ターゲット層の年齢や性別、職歴、志向性など、把握しておきたい情報を洗い出します。
3クリエイティブの統一
採用ページは、企業や会社のブランディングにもつながる重要なコンテンツです。
そのため、採用ページ全体のクリエイティブを統一することで、企業や会社のイメージを効果的に伝えることができます。
ー企業、会社のイメージアップ、例として採用ページなどに関する撮影ディレクションの流れー
例として企業、会社の採用ページに関する撮影ディレクションの流れは、以下のとおりです。
1.ヒアリング
まずは、企業や会社の理念やビジョン、事業内容、社風、採用したい人物像などをヒアリングします。
2.コンセプトの策定
ヒアリングした内容をもとに、採用ページのコンセプトを策定します。コンセプトには、以下の要素を盛り込みます。
- 伝えたいメッセージ
- ターゲット層
※ターゲット層を把握することで、効果的なアプローチを行うことができます。
例えば、若手人材をターゲットとする場合は、カジュアルな雰囲気の撮影を行います。
一方、経験豊富な人材をターゲットとする場合は、落ち着いた雰囲気の撮影を行います。
コンセプトの中メッセージやターゲット層をしっかり盛り込むことで効果的な撮影になります。
3.クリエイティブの方向性
全体のクリエイティブを統一することで、企業や会社のイメージを効果的に伝えることができます。
例えば、採用ページのデザインや色使いを統一することで、まとまりのある印象を与えることができます。
4.撮影イメージとスケジュールの作成
コンセプトをもとに、撮影イメージとスケジュールを作成します。
- 撮影日時
- 撮影場所
- 撮影カット
- 撮影時間
- 撮影モデル
- 撮影小道具
- 撮影当日の進行管理をもとに撮影スケジュールの作成
撮影イメージをもとに、撮影スケジュールを作成します。
※香盤表と言ったりします。
撮影当日は、撮影スケジュール通りに撮影が進むように進行管理を行います。
また、撮影の進行状況に合わせて、撮影イメージを調整することも必要です。
今回例として挙げた企業の採用ページでは、具体的な撮影イメージとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 社内の風景や社員の様子を撮影する
- 企業や会社の理念やビジョンを表現する撮影
- 企業や会社の理念やビジョンを表現する撮影
- 採用したい人物像をイメージさせるような撮影 等
【企業、会社のイメージアップ、例として採用ページなどに関する撮影ディレクションのポイントまとめ】
企業、会社のイメージアップに関する撮影ディレクションのポイントは、以下のとおりです。
- 企業や会社の魅力を効果的に伝える
- ターゲット層を明確に把握する
- クリエイティブを統一する
これらのポイントを押さえて撮影ディレクションを行うことで、企業や会社の魅力を効果的に伝え、人の心を動かすことができる撮影を実現することができます。
具体例3:特定のメッセージを伝えるディレクション、例としてロケーション撮影における撮影ディレクションの場合
ロケーション撮影とは、スタジオではなく、屋外や街中、自然などの場所で行う撮影です。
ロケーション撮影の撮影ディレクションでは、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
ポイント1 ロケーションの選定
ロケーションの選定は、撮影の目的やコンセプトに合ったものを選ぶことが重要です。
また、撮影対象の魅力や特徴を引き出すことができるロケーションを選ぶことも大切です。
具体的には、以下の要素を考慮してロケーションを選定します。
- 撮影の目的やコンセプト
- 撮影対象の魅力や特徴
- 撮影のスケジュールや予算
ロケーションの候補をいくつか挙げ、撮影の目的やコンセプトに合ったものを選びます。
また、撮影対象の魅力や特徴を引き出すことができるロケーションを選ぶことも大切です。
さらに、撮影のスケジュールや予算を考慮して、現実的なロケーションを選ぶことも重要です。
ポイント2 許可の取得
撮影場所によっては、許可の取得が必要となる場合があります。
事前に許可の必要性を調べ、必要に応じて許可を取得しておきます。
具体的には、以下の手順で許可を取得します。
- 撮影場所を管轄する自治体や組織に問い合わせる
- 許可申請書を提出する
- 審査を受ける
- 許可が下りたら、許可書を受け取る
許可の取得には時間がかかる場合もあるので、早めに手続きを開始します。
ポイント3 安全対策の実施
ロケーション撮影では、安全対策を十分に実施することが重要です。
撮影場所の安全性を確認するとともに、万が一の事故に備えて、保険に加入しておくことも考慮します。
具体的には、以下の対策を実施します。
- 撮影場所の安全性を確認する
- 危険な場所や物の存在を事前に確認する
- 撮影スタッフの安全を確保する
- 万が一の事故に備えて、保険に加入する、もしくは考慮する
撮影場所の安全性は、撮影当日までに必ず確認しておきます。
また、危険な場所や物の存在を事前に確認し、スタッフの安全を確保する対策を講じましょう。
さらに、万が一の事故に備えて、保険に加入しておくことも考慮が必要です。
ーロケーション撮影ディレクションの流れー
ロケーション撮影の撮影ディレクションは、以下の流れで行います。
1.ヒアリング
まずは、撮影の目的やコンセプト、撮影対象などをヒアリングします。
2.ロケーションの選定
ヒアリングした内容をもとに、ロケーションを候補から選定します。
3.許可の取得
必要に応じて、撮影場所の許可を取得します。
4.安全対策の実施
撮影場所の安全性を確認するとともに、安全対策を実施します。
5.撮影イメージの作成
ロケーションの選定や許可の取得、安全対策の実施を踏まえて、撮影イメージを作成します。
6.撮影スケジュールの作成
撮影イメージをもとに、撮影スケジュールを作成します。
7.撮影当日の進行管理
撮影当日は、撮影スケジュール通りに撮影が進むように進行管理を行います。
また、天候や時間帯などの状況に合わせて、撮影イメージを調整することも必要です。
【特定のメッセージを伝えるディレクション、例としてロケーション撮影における撮影ディレクションのポイントまとめ】
- ロケーションの選定
- 許可の取得
- 安全対策
ロケーション撮影では、特定のメッセージを伝えることができます。
撮影の目的やコンセプトを達成するために、重要な役割を果たします。
ロケーションの選定や許可の取得や安全対策の実施、撮影イメージの作成、撮影スケジュールの作成、撮影当日の進行管理など、
各プロセスを丁寧に進めることで、成功に導くことができます。
※大がかりな撮影の場合 兼務をせずに、ディレクターとコーディネーターが分かれて対応を行うほうがスムーズな場合があります。 |
以上が撮影ディレクションの具体例を記載しました。
メリットには撮影の目的やコンセプトを達成できる、撮影の効率化を図れる、撮影の質を向上させることができるなどが挙げられます。
ぜひ参考にして、撮影ディレクションを行ってみてください。
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